『討霊師』


《様々な人の念が複雑に絡み合う、“怨みと願い”の物語》





【作品ジャンル】 レトロホラー × 呪術バトル × 思念と哲学




【あらすじ】


「更暮(サラクレ)村の駐在所と連絡が取れない。様子を見に行ってくれ」

上司の指示を受けた巡査・宗像和道(むなかた かずみち)は、
駐在所に勤務する門司将太(もじ しょうた)巡査部長を訪ね、更暮村へ向かう。

だが、辿り着いた駐在所に門司の姿はなかった。
事務机の上に残されていたのは、「三連(ミツラ)集落」に関する記録書と、
意味不明な走り書きのメモ。

――「とうれいし? まがいものけ?」

その直後、駐在所で常識では説明のつかない怪奇現象が発生する。
正体不明の“何か”に追い詰められ、
恐怖に呑み込まれかけた宗像を救ったのは、突如現れた一人の男だった。

「門司さんから、霊の調査依頼を受けて参りました。
高辻光陽(たかつじ こうよう)と申します。
討霊師(とうれいし)として商いをしている者です」

討霊師とは何者なのか。
彼が警戒する“禍物怪(まがいものけ)”とは、いったい何なのか。

警察官の失踪。
外部の人間を拒む閉ざされた集落。
そこに代々受け継がれてきた、不気味な掟と歪んだ信仰。

一人の討霊師と、一人の警察官が、
人ならざるもの――禍物怪が巣食う闇へと踏み込んでいく。

時代の流れと共に人の念が交差する、“レトロホラーファンタジー”――ここに開幕。




【作品に含まれる要素】 テーマ:人生哲学/神秘思想(霊的存在論)/想念論/二元論
舞台・展開:閉鎖集落/民間信仰/昭和風文化/呪術バトル
ジャンル傾向:和風ホラー/因習信仰/怪異ミステリー
人間関係:友情/恋愛/恨み/祈り/集団心理


【作品を構成する6つの核】 1:人の「念」を様々な角度から描く思想性
2:閉鎖集落と因習信仰が生み出す、和風怪異ホラー
3:怪異現象の裏にある「真相」を追う怪異ミステリー
4:“見えないもの”への恐怖を描く人間ドラマ
5:討霊師と禍物怪の存在意義
6:地元ならではのネタ

【作品の見どころ】 閉鎖集落に隠された因習と、怪異の真相
村に伝わる風習は何のために存在するのか。 怪異はなぜ現れ、人々は何を恐れているのか。 主人公達が村の歴史と禁忌を追う中で、隠された真実が徐々に明らかになる。

“念”によって生まれる怪異「禍物怪」の存在
人の強い想いによって生まれる怪異達。 恐怖、執着、祈り、怨み――様々な感情が形を持った存在として描かれる。

呪術を用いて怪異と対峙する「討霊師」達
禍物怪と対峙する彼らは何者で、何のために戦うのか。真相解明の為に“念”と向き合いながら事件の真実に迫る。

恐怖だけでは終わらない人間ドラマ
閉鎖的な村社会の中で生まれる対立、信仰、友情、恋愛、価値観の衝突。 怪異の裏側で揺れ動く、人々の感情も物語の大きな軸となる。

昭和風文化と和風怪異ホラーが織り成す世界観
古びた町並み、昔ながらの風習、土着信仰。 どこか懐かしく不気味な空気の世界観。



【作者メッセージ】

『討霊師』は、わたしの2作目の自主連載作品です。
1作目の『よかとこ転生』は〝輪廻転生〟に焦点を当てている一方、
『討霊師』では〝念〟に焦点を当てています。

どちらの作品も『怨みと願い』を創作テーマにしております。

「怨み」と「願い」は、どちらも〝念〟です。
「怨みの念」は「のろい」と呼ばれ、
「願いの念」は「まじない」と呼ばれ、
どちらも「呪い」と書き、「呪(しゅ)」となります。

『討霊師』を通してわたしが伝える「呪」を、お楽しみいただければ幸いです。


日昇龍飛




▼『討霊師』は現在、こちらのFANBOXにて会員向け限定で連載しております。























日昇龍飛|Ryuhi Hinobori

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