《様々な人の念が複雑に絡み合う、“怨みと願い”の物語》

【作品ジャンル】 レトロホラー × 呪術バトル × 思念と哲学
【あらすじ】
「更暮(サラクレ)村の駐在所と連絡が取れない。様子を見に行ってくれ」
上司の指示を受けた巡査・宗像和道(むなかた かずみち)は、
駐在所に勤務する門司将太(もじ しょうた)巡査部長を訪ね、更暮村へ向かう。
だが、辿り着いた駐在所に門司の姿はなかった。
事務机の上に残されていたのは、「三連(ミツラ)集落」に関する記録書と、
意味不明な走り書きのメモ。
――「とうれいし? まがいものけ?」
その直後、駐在所で常識では説明のつかない怪奇現象が発生する。
正体不明の“何か”に追い詰められ、
恐怖に呑み込まれかけた宗像を救ったのは、突如現れた一人の男だった。
「門司さんから、霊の調査依頼を受けて参りました。
高辻光陽(たかつじ こうよう)と申します。
討霊師(とうれいし)として商いをしている者です」
討霊師とは何者なのか。
彼が警戒する“禍物怪(まがいものけ)”とは、いったい何なのか。
警察官の失踪。
外部の人間を拒む閉ざされた集落。
そこに代々受け継がれてきた、不気味な掟と歪んだ信仰。
一人の討霊師と、一人の警察官が、
人ならざるもの――禍物怪が巣食う闇へと踏み込んでいく。
時代の流れと共に人の念が交差する、“レトロホラーファンタジー”――ここに開幕。
【作者メッセージ】
『討霊師』は、わたしの2作目の自主連載作品です。
1作目の『よかとこ転生』は〝輪廻転生〟に焦点を当てている一方、
『討霊師』では〝念〟に焦点を当てています。
どちらの作品も『怨みと願い』を創作テーマにしております。
どちらの作品も『怨みと願い』を創作テーマにしております。
「怨み」と「願い」は、どちらも〝念〟です。
「怨みの念」は「のろい」と呼ばれ、
「願いの念」は「まじない」と呼ばれ、
どちらも「呪い」と書き、「呪(しゅ)」となります。

